<<<BACK | 2011年07月13日 | NEXT>>> |
群馬県吉岡自然エネルギーパーク視察 | |
東日本大震災の発生以来、 エネルギー問題が大きくクローズアップされるようになりました。 新エネルギーを試験的に導入し、 積極的に活動している群馬県の吉岡自然エネルギーパークを訪ねてみました。 ここには、吉岡風力発電所、天狗岩水力発電所、 「吉岡町温泉センター」の屋根にソーラーパネルが設置されています。 風力発電はからっ風の吹く群馬にはぴったりと思っていましたが、そう簡単ではないようです。 特に雷による被害は売電収入で、まかなえないとのことでした。 農業用水を利用した小規模水力発電所は一箇所では非効率だそうですが、 高低差のある群馬では数ヶ所に設置して効率化を図って黒字になっていると聞きました。 ソーラーパネルについてはエコエネルギーとして一般的に知られて来ましたが、 まだまだ爆発的な普及には時間がかかりそうです。 「脱原発」を突然言い出した管総理ですが、自然エネルギーの現実の状況を踏まえ、 今後のエネルギー政策、展望を打ち出すべきでしょう。 ここは、いま稼動している原発の安全対策に全日本の英知を傾けそれを実行し、 並行して新エネルギーの導入促進をしていくベストミックスの道を選択せざるを得ないと思います。 2006年から2007年にかけて環境副大臣をしましたが 当時、 ソーラーパネルの普及のために国から補助金をつけました。 その結果 少しだけ普及が進みましたが、まだまだです。 補助金の予算規模が鍵を握っていると思います。 |
|