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2013年衆議院環境委員会視察
高レベル放射性廃棄物の最終処分場オンカロ視察

オンカロ施設500m地下にて

オンカロ施設500m地下にて
オルキルオト島にて現在建設中の高レベル放射性廃棄物の最終処分場オンカロ視察、
原発を稼動している民間企業のポシヴァ社から説明を受る。

朝4時30分に起きて、6時出発で今回の視察の一番の目的地のオンカロに向かいました。
フィンランドは原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場の建設が進んでいる。
現時点では、世界で唯一の国として知られている。
40年前にフィンランドでは、地下500メートルの場所まで岩盤を掘ってトンネルを作り、
高レベル放射性廃棄物を埋めていくという事を決めました。

日本で想像していた以上に壮大な計画が始まっている事を確認すると共に、
日本の土壌と違う岩盤という強固な石の塊が存在するフィンランドが羨ましくなりました。
東日本大震災を経験した日本こそ、新しい原子炉は造らないにしても、
既存の原子炉の再稼働に向けて世界一の安全を確保していかなくてはならないと強く思いました。

それにしても、既に今まで使用した高レベル放射性廃棄物の処理をどうするかは、
全く結論が出ていない状況であり地中の表層に埋めることだけは決まっていますが、
土壌調査や計画行程は何もありません。
今後、日本のエネルギーのあり方を早急に決めていくべきでしょう。

今日、視察したオンカロはヘルシンキから片道4時間弱かかる所で、
往復8時間近くの小旅行となりました。
夜中12時にホテルに到着で初日からハードな視察が始まりました。

エウラヨキ市議会議員との懇談

オルキルオト島にて原子力発電所を望む

原発内ビジターセンター

原発内ビジターセンター

原発俯瞰図

原発俯瞰図